株式の本質を見失うな
日本経済が回復の兆しを見せたのと、ネットによる個人投資家の参入で株式市場が賑わっている。これは企業の資金調達を容易にし、さらなら経済発展に向けよいことである。また、正しい株価の評価は不要な企業買収から避けるうえでも必要である。
しかし一部の個人投資家に誤って解釈している人がいる。たしかに株の運用しだいでは多額の金額を儲けることができる。しかしみんながそれを目指してよいのだろうか。勝つ者がいれば負ける者がいる。負ける事を恐れず強気の個人投資家が心配だ。
また小中学生に株式の教育をするときも注意が必要だ。株の本来の目的を見失って、どのように運用したら儲かるのかを教えるようでは以上の不安定要因を生み出すだけである。株式投資に限らず本質を見失った行動は危険である。どうか株式投資の本質を見失わないでもらいたい。