不動産作家による【人生の漆塗り日記】

不動産もFXも生涯学習。 建築も人生の質(QOL)も地盤、基礎作りから。

日中関係に水をさすようですが。。。



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 六本木ヒルズの展望台、東京シティービューにて「ともに築こう 平和と繁栄 中国と日本 60年の歩み」と題していくつかの写真が展示されている。「和平友好」「共創繁栄」って印鑑のモチーフが飾られたり、実際に押すことができてイベント自体、とてもよい事だと思うのね。
 ただ、そんな良いイベントに水をさすわけではないが「やはり・・・」「本当に信じて良いのか?」って思わされるのが、写真展示で、中国だけのことを取り扱ったコーナーのようなところに何故かチベットポタラ宮殿の写真や、チベット仏教の仏像の写真が掲載されていることだ。ポタラ宮殿とはチベット仏教の最高指導者、というか、観音菩薩の生まれ変わりであり、精神的支えでもあるダライ・ラマ(現在は14世)が以前住んでいた所だ。今はというと、中国の軍事侵攻によりダライ・ラマ14世はインドに亡命されている。また仏像も、中国の仏教の仏像とは違うわけで、あの顔は絶対チベットの仏像だと思う。
 今でこそ、中国の強圧的な態度から、ダライ・ラマ14世もチベットは中国の一部であるとの認識を示されているかもしれないが、本当はそうではないのだ。占領したのだ。何年か前のイラクのクウェート侵攻のようなものだ。ただチベットには油が出ないからみな、見向きもしないのでは?との噂も。
 もし本当に中国の一部であるとしたら、なぜ中国はチベット文化、チベット人絶滅工作を図るのか。
 中国のそんな態度と、一連の対日批判的行動を見ていると、どうも中国という国が信じられないのである。悪いのは国であって中国人ではないのだが。