不動産作家による【人生の漆塗り日記】

不動産もFXも生涯学習。 建築も人生の質(QOL)も地盤、基礎作りから。

江戸城再現せよ!



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 毎年、目黒雅叙園の歴史的建造物、百段階段で華道家・假屋崎省吾氏のイベントがある。正確に言うと假屋崎省吾花教室のイベントだな。造形込みは生徒のボランティアに支えられているし、片付けもそう。けど、生徒もホテル内の決められた所に自分の花をいけれるからまだ良いか。とは言っても、自分で空間を選べるわけでもないし、コンセプトもバラバラの花を適当な空間にいけてもね〜。。。だよね。
 さてその百年階段、昭和の名建築ともいうが、はたして百段階段ほど素晴らしい建物だけが名建築だろうか。
 オレが思うに、今でも街に存在するいまだに普通に人が住んでいる家の方が名建築と言えるのではないだろうか。だって現役だもん。いくら名建築で、その保護のためとは云え、住めない、使えないようでは家の役割はたさないもん。それがなかったら、ただのオブジェだよ。日本家屋や、日本様式の建物はオブジェではありません。もちろん外見の美しさも備えておりますが。
 古い建物と云えば蔵ですが、蔵をうりにした街はいくつかあります。しかしなぜ東京には蔵と云うよりも城がないのでしょうか。皇居に行くとそこには外国人旅行者がいます。日本の古い建物(城門など)か、天皇の住いを見に来ています。しかし、実際の皇居はいくつかの城門や、ちっとばかりの小さい建物が残るだけで、江戸城に関する資料もおいてなければ、天皇の住いも見えない。観光立国を目指すのだったら、江戸城の一つや二つ作りましょうや。大阪城だってローカルの呼びかけで作ったんだったら、政府の一声で江戸城再現できないわけないでしょう。