美術館も改革だ!
恵比寿にある、東京都写真美術館に行った。昔はここの「友の会」会員だったので、年会費さえ払えば、無料展示が多かったのでよく行ったが、今は森美術館の会員なので、こちらのはほうさっぱりだ。でも今回は、「岡本太郎の視線」と「発掘された不滅の記録1954−1975 [VIET NAM ベトナム] そこは、戦場だった」がやってたので行きました。
岡本太郎がメインで行ったんだけど、ベトナムの写真にはやられたな〜。言葉では「ベトナム戦争」って聞いたことあるけど、実際どんなものか知らなかったから良い勉強にもなった。しかしベトナム女性は強いね。女の人まで銃もって戦ってるんだから。ホントひどい状況だよな。
戦争ものは嫌いだよ。映画にしろ写真にしろ。写真はまだいい。あの悲惨な状況を伝えるための記録だからね。あんなの好き好んで撮ってる奴はいないはずだから。ある人は「戦争写真家はみんな早く失業したいと思っている」というような事を言っていたのを聞いた。いやだけど、伝えなきゃならない。ようは仕事だったり、良心の問題だな。
今更、戦争の写真の良否語るのも愚だな。とにかくだ、人はあれを見て何か考えるだろう。
新聞には投稿欄があってarloもたまに投稿するが、紙面で読者が意見を交わしたりしている。賛同の意見もあれば時には、言い争いになったりする。うん、面白いね、知の争いは。しかも、紙面だし新聞屋が仲介するのでオーバーヒートも避けられる。中国は言論規制の国。産経を言葉の暴力団みたいなこと言って批判している。つまらない国だ。
美術館もよくあるアンケートじゃつまらないから、ある絵、もしくは全体の感想を書いてもらってどんどん発表すればいい。そして意見、感想の交換。そして優秀作品は割引券や、その人の作品を展示できるとかね。