クリック募金も大事だけど
ここ最近、東京にいなかったりで何かと忙しかった。と、忙しさを理由にしてはいけない。
というのも、ここ何日か「クリック募金」をしていなかったのである。ネットに接続できる環境にないときは仕方ないとしても、ネットにつながっている時ですら、クリックしなかった日があった。これがクリック募金を呼びかける、呼びかけた立場にある人間の行動だろうかと自問せずにはいられない。
これにはね、やはり自分の懐は痛まない。それにクリックしたところで画面で見る数字上は変化があるかもしれないが、その変化を実際に体験できないことに問題があるのではないかと思う。
このクリック募金が素晴らしいことは確かなのだけど、大事なのは募金する心構えであって、募金そのものではないんだよね。だから、街頭で募金を呼びかけていて、それに募金する時、金額ではなくて、その「募金する」という行動が大事なのと同じだ。この場合、少なくとも自分の財布からお金を出す、そしてお金を預けるという行動をとる。この二つの行動の意味の大きさは、クリック募金からは得られませんな。