不動産作家による【人生の漆塗り日記】

不動産もFXも生涯学習。 建築も人生の質(QOL)も地盤、基礎作りから。

ダライ・ラマ法王の誕生日



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 今日7月6日はダライ・ラマ法王の誕生日。ってことで、相田みつを美術館で開催中の生誕70周年記念行事の砂曼荼羅の制作風景を見学してきた。
 朝10時から30分位の声明(しょうみょう)が始まると、それからいよいよ砂曼荼羅の制作に移る。砂曼荼羅とは昔は自然の砂だったみたいだが、現在では着色の色々な砂を使って曼荼羅を作るというもの。その作り終わった曼荼羅は川に流します。ある意味、より高い次元でのアートですね。彼らはこれをアートだとは思ってもいませんでしょう。ただの修行の一つですからね。
 さてさて、同じフロア内に写真も飾られていて、その一角には映像作品があります。個人的に今回の展示で砂曼荼羅以上に衝撃だったのはこの映像作品です。まさにこれを見ると現在のチベットのおかれている悲惨な状況、中国の残虐さが痛いほど分かります。
 チベットに移動診療所を走らせ、女性を捕まえて避妊手術させる、妊娠9ヶ月の人を無理やり中絶させる。ここまできてしまったのか、中国の残虐さは。チベットの不法占拠だけでなく、チベットの文化、人種を徹底的に破壊しようという魂胆。もうチベットという言葉を消し去ろうとしています。それでもいつの時代のアメリカか知りませんが、中国デスク長官は「今のところ中国がチベットの文化を破壊しようとしている証拠は見当たらない」などと言ったことを平気な顔をしてぬかしやがって。まったく、こいつらは昔から平気でうそをつくのだな。
 そのあと「チベットの自決権はどうなりますか?」の質問で、目が泳いじゃって、終いには笑ってごまかしてるじゃないの。明らかに中国のおかれている状況を知っていての行動だ。
 チベット文化保護のため、北方領土チベット人に解放して欲しいくらいです。あっそんなこと、ロシアが許さないって?あっそうそう、オレの知り合いは今ではすっかり聞かなくなった、むしろおれも知らない民族の地が1/4流れています。そんな風にチベットの血もならなければ良いのだが。