不動産作家による【人生の漆塗り日記】

不動産もFXも生涯学習。 建築も人生の質(QOL)も地盤、基礎作りから。

伝統を守れるか守れないかの差



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 昨日今日と日比谷公園に来ている。この週末はタイのLoi Krathong って言うイベントを模した行事が日本でも行われているからだ。で、arloはそこでちょっとしたお手伝いと言うわけ。昨年からひょんなことから、関係を持たせてもらっていて、何かとタイの行事には呼ばれるのです。と云っても年に2回かな。
 この Loi Krathong ってのは日本で云う灯篭流しみたいなもんです。日本語訳も灯篭流しと訳される事が多いみたいだけど、正確には違うだろうね。まーそれも様々な説があるみたいだけど、さてさて。
 タイの人って結構、細かいんだよね。いや生活では「mai pen rai」って「気にしない、大丈夫」みたいな感じの言葉を連発しておおらかなんだけど、一方、デザイン・飾り付けとなると妥協しないというか、地味、汚いのが嫌いなんだよね。
 ブースの飾りとかさ、すっごいこだわるのさ。ちょっと何かが曲がってたり、醜いものが見えたりするとすぐ直させたりするわけ。オレがこのくらいいいだろ?みたいに妥協すると「タイ人が見るから」って許してくれないわけで、気にするのはタイ人の目みたい。たしかにね、タイの伝統的な飾りとか素晴らしいもんね。それがタイを好きな理由の一つでもあるけど。
 いやいや、タイは素晴らしい国ですよ。タイの伝統芸術から学ぶ事は沢山ありますね。細かい飾りつけ、タイシルクの有効な活用の仕方などね。日本の○○染めはどこにいった?arloの弁当箱の友禅染くらいしか身近で見ることないもんな〜。見た目も気にせず、中身も駄目になってきたな日本。人も建物もね。。。