不動産作家による【人生の漆塗り日記】

不動産もFXも生涯学習。 建築も人生の質(QOL)も地盤、基礎作りから。

偽装設計士はタイのパタヤで出直しだ!



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 伝統って何だ?伝統文化、伝統建築が好き。さらにそれが自国内のものだったら単に保守派、右派などと言われるのだろうか?オレは何もかもが昔のままが良いといっているのではない。いかに調和を図るかが大事で洒落の見せ所だと思っている。
 日本にいながら、日本の伝統建築に触れる機会が無い。今のちょっとした繁盛している寺なんて日本の伝統を思わせる造りしてないもんね。センスの無いものが多い。そんなことだから当然、民家となるともっと少ない。
 皮肉なことに伊豆のあるバリ料理屋さんはバリの伝統建築というか寺を演出するため材料を全てバリから取り寄せ、立派なバリの建物を再現してしまった。バリにいったことのある人ならその精巧さにまず驚くだろう。
 日本でも、すっかり廃れてしまった寺はほっておいて神社ではその改修はさすがに伝統建築を思わせる建築に仕上げる。しかしその工程を見ていると、全くもって伝統とはかけ離れている!鉄筋・コンクリートで塗り固め、最終的に伝統建築ぽっく見えれば良いのだ、彼らは。タイはパタヤのサンクチュアリー オブ トゥルース を見てみろ!1981年から始まって未だに完成していないじゃないか!国民性・働き具合の違いか?伝統を重んじるからか?それが営業になるからか?まー理由は問わずして、ここに何か今の日本の問題点を見出すこと出来ないか?
 急ぐ。安いが一番。中身は問わない。男も女も人間も、建物も中身を問わない、見かけが一番大事。ハァ〜未だに完成しないサンクチュアリー オブ トゥースと偽装マンション。どっちが魅力だろう。。。