5つのチベット体操
- 作者: ピーター・ケルダー,渡辺昭子
- 出版社/メーカー: 河出書房新社
- 発売日: 2005/01/12
- メディア: 単行本
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「情報教育というのは、信頼できる情報を信頼できる人から学ぶことであり、学んだ情報をさらに、創造へと発展させていくのが教育である」(森隆夫)ってのが今日の産経新聞に書いてあった。国会を賑わせた永田君のことに触れているんだね。
日本食は健康。日本は長寿国。なんて余裕か増してたらいつの間にか、日本は不健康国になりつつある。最近、欧米人にも健康に気を使う人が増えて肉を沢山食う人も少なくなったとか。そもそも「ベジタリアン」なんてのも欧米人から流れてきた文化だと考えるとそれも納得。
しかし本当に健康だけに気を使っていれば良いのだろうか。健康な老人も良いが、若く健康な老人の方が良いだろう。この本は若さを保つ、いや身体を若返らせるための5つの運動(儀式)が紹介されている。沢山の複雑な運動をするより、この5つを20分くらい毎日やるだけで効果があるという。さらに本書の中で食生活や、日常での生活態度、気持ちの持ち方などにも触れている。本書を読むことによって基本的な健康・若返りの方法を学ぶことが出来る。
実際にこの儀式を学んだのはインドであるらしいが、その点はしっかりと後書きで解説されている。知ってのとおり「中国はチベットに侵略し、そこを自国の一部であると主張しました」「数千年の歳月が育てた文化を破壊しました」「中国人によるチベット仏教の組織的破壊が国中で始まりました」「チベットは、世界で最も長期にわたり占領されている主権国家となりました」と気持ちよいくらいチベットの真実を説明している。これから運動をして健康になる自分を想像して嬉しい気持ちになり、さらにチベットの現状をしっかり伝えてくれて感じの良い読後感に浸ることが出来た。
さて運動(儀式)の効果のほどは、また改めて記事にするほか生のarloを見て判断してください。