0310号:言葉の漆塗り
発行人:田辺領平が日常の生活や、
不動産投資ならびに、FXトレード、
などの現場から、
日々刻々と起こる出来事、
または自分自身の心の状態、
周囲の人々の行動の考察などを
日々時々刻々とつづっていくものです。
その中から、読者様の日常が
充実、より良いものへなっていく、
ちょっとしたお手伝いができればと思います。
それでは宜しくお願い致します。
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◆乾いてから塗る◆
電車の中で、
ヒゲ脱毛の広告を見て、
勉強がてら申し込んで見ました。
先日カウンセリングに行きましたが、
なんとお客さんの多いこと!
「男もエステ」の時代のようです。
その脱毛なのですが、
当然ながら、一回の施術にて、
完全にツルツル
になることはありません。
永久脱毛であっても、
何度か通うことになります。
生えてきたら、処理して、
処理して、生えてきたら、
また処理して。
これ、何かに似てませんか?
まさに「人生の漆塗り」というように、
漆塗りや、塗装作業に。
乾いたら塗って。
塗ったら乾かして。
乾いたら塗る。
こうして手間暇かけて、
美しい仕上がりになります。
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◆単語学習から派生して◆
この繰り返しの作業ですが、
もう一つ似ているものがあります。
学習ですね。
私は特に、単語学習にいま注力してますが、
本当にそっくりです。
「さー勉強だ!」
と思って長時間やるよりも、
短時間で、さらっと見返して、
しばらく他のことやってから、
もう一度、見返す。
そんなことしてます。
すると、精神的にも、時間的にも楽で、
かつ覚えやすいのです。
そもそも、「忘れる」なんて、
損切りみたいなもので、
いちいち落ち込んでたら、
学習できないんですね。
この単語学習から派生して、
読んだ本からの吸収も変わりました。
大抵、一回読んだだけでは、
覚えきれない、身につかない読書。
下線など引いても、
1日経てば忘れてる・・・
というのはザラにあります。
運良く覚えていても、
1週間後は・・・?
忘れないために、行動。
と言っても、
やはり言語、言葉で残っていなければ、
行動することを忘れてしまう・・・。
というわけです。
ですから、単語学習と同じ要領で、
「情けは人のためならず」
を覚えようとしたら、
「情けとは?」
と自分に問い、
「情けは人のためならず。
人に情けをかけるのは、
その人のためになるだけでなく、
巡り巡って、自分にも返ってくる。」
と刷り込むわけです。
こうした言葉の重ね塗り、
積み重ねが
人生の漆塗りになるわけです。
言葉の積み重ねを意識されて見てはどうでしょう。
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☆本日の仕上げ塗り☆
◯ 脱毛も、塗装も、学習も、
積み重ね、繰り返し。
◯ 一回の脱毛施術から時がたてば、
また生えてくる。
それで落ち込むのはおかしいのと同じで、
忘れても、忘れても、覚える。
ただそれだけ。
◯ 忘れてもいいじゃないか。
また覚えればいいんだもの。
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人生の漆塗り【 GAKUMON 】
発行責任者:田辺領平
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